突然ですが、ここで質問です!
以下の中で、自己PRに関してあなたが「その通り」だと思うものはいくつありますか?
いかがでしょうか?
実はこれ、いずれも皆さんがよく抱く「思い込み」ばかりなんです!
就職活動における「自己PR」とは、企業の人に自分のことをよく理解してもらうためのもの。しかもそれは、タレントのオーディションなどのように、「目立つ」ことが重要ではありません。
重要なのは、長い時間一緒に働く仲間として、『どんな人なのか?』『どういう個性で、何を得意としているのか?』などを正しく理解してもらうためのものです。
そこで大切なことは、「自分の特徴、一番のウリを、具体的なエピソードとともにわかりやすく書く」に尽きるといってもいいでしょう。
能力だったり、性格だったり、強さだったり、何を自分の一番のウリにするのかは、人によってさまざまですが、大事なことはそれを具体的なエピソードとともに伝えることです。
つまり、皆さんの個性や特徴は、特別に変わった経験や受賞歴にあるのではなく、日ごろのさまざまな活動や日常の言動の中にしっかり表れているのです。そんな活動や言動を基に、自分を伝えていけるとわかりやすいものになるでしょう。
また、自分の良さを「あれもこれも」伝えたくなる人もいますが、たくさんの情報を詰め込みすぎると、その人がどういう人なのかがぼやけてわかりづらくなります。
例えば…
『私は何事にも積極的に取り組みます。周囲の人との調和を大切にして縁の下の力持ちとして、仲間と共に目標に向けて頑張ります。几帳面で計画性もあり、どのようなことにも粘り強く頑張ります』
と言われて、どんな人か具体的に想像がつきますか?
PRを詰め込み過ぎると、具体的なエピソードに字数を使えず、表面的な内容になってしまいます。
まずは一番の自分の良さを、それを発揮した具体的なエピソードでしっかり書いていくことを心がけてください。
そして、そのエピソードのチェック方法は、自分のことを良く知る人に見せて見ることです。彼らから『あなたらしい!』と言ってもらえることを目指しましょう!
よく『この業界は古いから、保守的な人を求めている』とか、『この企業ではリーダーシップを求められる』ので、企業に合わせて自己PRを変える必要があるのか?と疑問に思う学生もいます。
OpenESでは、自己PRをさまざまな企業に提出できる共通項目にしています。つまり、企業によって自分を変える必要はないということです!
企業という組織が同じタイプの人間ばかりを集めることはありません。企業ごとに書き分けるべきなのは「志望動機」など、志望する企業と自分を結びつける項目なので、自己PRでは、ブレずに一番自分らしいエピソードを伝えてください。